遺言というものは、なかなか周りの者から言い出せないものです。

ご自身が元気なうちに、いずれ残されるであろうお身内の方々の幸せのために一歩踏み出してください。

まずはご一報ください。

一般的な遺言の方法は3種類あります。

自筆証書遺言(民法968条)
費用がいらず、秘密を守れますが、無効、紛失や発見されない危険があります。

※ただし、紛失については2020年7月10日より法務局で遺言書を保管する制度が始まりますので、これを利用すれば危険はなくなるでしょう。

公正証書遺言(民法969条)
費用が掛かり、証人2人必要ですが、公証役場でするので安全安心です。

秘密証書遺言(民法970条)
費用が掛かり、証人2人必要で、公証役場でするが封書の中身は確認しないので、内容によっては無効になる危険があります。

なお、以下の通り、遺言書に関して、2019年1月13日より以下の改正がなされています。

☆自筆証書遺言の方式緩和・保管制度の創設

自筆証書遺言は、添付する財産目録も含め、全文を自分で書く必要がありました。その負担を軽減するために、その要件を緩和して、自筆証書遺言に添付する「財産目録」については自書を要しないとしました。これにより、パソコン等で作成した目録を添付したり、銀行通帳のコピーや不動産の登記事項証明書等を目録として添付するなどして遺言書が作成しやすくなります。なお、この場合においては、財産目録の各頁に署名押印が必要です。

また、他に、法務局で遺言書を保管する制度を設け、裁判所での検認が不要となりますが、保管制度は2020年7月10日施行となります。ご注意ください。