AIってどうなんだろう?

  • 投稿者:
  • 投稿カテゴリー:雑感

私たちのこれからについての雑感~AI(人工知能)ってどうなんだろう? 

社会科学の学者が真面目な議論をする場合、20年ぐらい先までのことまでしか、考えられないというのが、一般的な合意のようです。

そう考えると、2040年頃の日本に懸念される事態は、労働人口の減少が一番大きい問題だと思われます。

私たちが豊かさを享受し続けていくには1人当たりの実質国内総生産を維持・拡大の努力が求められます。

そのためのカギとなるのが、昨今話題の「ブロックチェーン」や「AI(人工知能、以下、AIで表します)」等の技術だと感じます(今のところ)。

世界中がこれらの技術を日々研究しており、日本も否応なく競争に巻き込まれるので、私たちの日々の仕事も時代の要請に沿ったものにならざるを得ません。

そのため、私たちも、自分の仕事について、どのように変わっていくのか、そのために一人一人どうしたらいいのかを考えるには、まず、これらの技術を(素人ながらでも)理解しなければならないと思います(私も思い始めたばかりですが…)。

そこで、今回まず、技術の一つ、AIについて考えてみたいと思います。

☆そもそもAIって何?

「AI」という言葉が初めて出てきたのは、1950年代だそうです。ただ、定義はしっかりしたものではなく、今日でも、定義は人によっていろいろで、また、新たな技術が出てくると、あやふやになってくるようなので、我々は、神経質にならず、感覚的に考えればいいのかなと思います。

私としては、「人間の脳の仕組みを再現できることを目標に、日々進化し続けるコンピュータ技術」と(素人として)とらえています。

☆AIによって、仕事が奪われる?

一時期話題になりました。イギリスの若い学者さん達が2013年に「これから10年から20年の間にAIによって47%の仕事が70%の確率で奪われる」と発表したので、世界に衝撃を与えたのがきっかけです。

でも本人たちは「仕事の細かい内容は考慮せず、ただの参考資料としてだしただけだ」という趣旨のことを言っておられるようです。

おそらく、人間が行っているどの仕事でも、現実はイレギュラーなことが多く、人間は状況に合わせて、加減をしながら行っているのではないでしょうか。

例えば、単純に見える、各家庭にチラシを配る「ポスティング」という仕事ですが、「雨がパラついてきたが、チラシを濡らすほどではないのでぬらさないように気を付けながら、まだ続けよう」とか「入れにくいポストなので、ぐしゃぐしゃにならないように気を付けて入れよう」など、人間は状況に応じて、ちょっとした加減をします。

また、日々の仕事の内容は多くの場合、人と打ち合わせをしたり、事務作業をしたり、現場に行ったり、現実には細かく分かれ、一年中黙々とパソコンを打っているだけ、というものではないと思います。

今日の多くの意見としては、(遠い将来はわからないが)日々の仕事の面倒で定型的な作業の一部が置き換わる、というものだと思います。

ただ、日々の仕事が、事務作業で単調なものが多くを占める場合は、人間が行うことが少なくなり、配置転換等はあるでしょう。

ただ、いずれにしても、ドラえもんが現実に登場しない限り(但し、不思議なポッケはいらない)、全く奪われるということにならないと思います。

☆ドラえもんは登場しない?

AIは人間の脳の仕組みに倣い、それに近づくべく研究がされているのですが、脳自体の解明はまだ一部にとどまっているようです。

加えて、脳というものは、知識、データを入れなければ、そもそも考えはじめることができない(どれほど聡明な人間でも知らないことは分からない)でしょう。

ある法則が正しいかは実験してみて「ああ、正しい法則なんだ」となるわけです。「おいしい」「たのしい」など、どれほどおいしいのかをひとつとっても、人間なら感じ取れてもデータにそう簡単にとりこめるでしょうか。知識に偏りができてしまいます。

なぜ結論はそうなのかを我々に説明してくれない、責任は取ってくれないドラえもんを無批判に信頼できるのだろうか?

最後は必ず、どこまで行っても人が責任を負わなければならないと思います。