【武蔵野市の司法書士】相続対策について
自身の年齢が50歳を超えてくると、「相続」というものがみじかになってきます。
そのころになると、両親のうち、少なくとも父母のうち、どちらかが他界されるケースが出てきます。
親の「相続」が発生すると、まず、待ったなしなのが、葬儀の準備です。
しかし、葬儀については、急なことのため、事前の心づもりがないと、病院の紹介の葬儀業者などの言われるままに進めてしまい、思わぬ費用になってしまうことが多々あります。
葬儀業者さんによる葬儀費用についての説明は、タイプ別のパッケージの料金表を提示し、選んでもらうやり方が多いと思います。
しかし、例えば、「タイプA」が「100万円」と出ていたとしますと、最終的に払うのは、200万円になったりします。
私たち素人は、「100万円」と出ていれば、それがかかる費用全体だと思いがちです。
葬儀の場合、弔問客が何人なのか不明なので、その分の料理の費用やお返しの費用が正確に算出できないため、あくまで、基本料を提示しているだけで、弔問客関係の費用だけでないオプションの費用は含まれていません。
その点を葬儀業者さんが私たちにわかるように説明してくれるとよいのですが、急ぎの手続きのためか、意思疎通が十分にされないままで葬儀が無事終了ということになります。
最終的に、請求書が来た時に、「えっ?」ということになります。
とにかく急な不幸事で、深い悲しみの中に言うことに加え、やるべきことの多さに十分な気が回らず、じっくり考えるということが難しいと思います。
特に、親が最後に病院で蘇生のための治療など受けた場合、それを間近に見た親族の方だと、「こんなに最後頑張ってくれた病院の方が紹介してくれたのだから」ということで紹介先の葬儀業者さんに頼んでしまうというのは人情だと思います。
ただ、その葬儀業者さんは、第一義的には、病院から自宅にご遺体を運ぶのが役目であり、その後の葬儀については、白紙です。
そこでも、「丁寧に運んでくれたのだから」ということで、その後の葬儀手続きを別の業者さんにというのもまた人情だと思います。
しかし、少なくとも、最初の葬儀業者さんは、あくまで仕事として請け負っているだけなので、ご遺体の自宅への搬送のみは任せるとしても、その後の葬儀については別で考えたほうが良いと思います。
そうしたとしても、なんら問題はなく、むしろ当然の対応だと思います。
そのためには、(葬儀の方法も含め)予め勉強し、準備を考えておくのがお勧めです。
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