【武蔵野市の司法書士】相続対策について大事なこと
相続対策について一番大事なことは何でしょうか?
当たり前のようなことですが、親族の絆を大事にすることだと思います。
昨今、事前の対策として、(民事信託)家族信託、遺言、任意後見、生命保険の活用が大きな柱として挙げられます。
ただ、親族の中で、出来ることなら、亀裂を生まずに円満な関係が保たれることが何よりだと思います。
そのためには、事前に親族の関係を良好に保っておくことが大事だと思います。少なくとも、話が出来る関係にはしておきたいものです。
親族のうち、一番に考えるのは親でしょう。
その相続が一番先に直面する問題ですが、特に父親に関して、子供との関係がフランクではない場合が多々あるかと思います。
母親とは、幼い時からフランクに話せるのに、父親の場合、日常の交流が少なかったということもあり、大人になると、それまでの関係から、垣根が出来てしまいがちではないでしょうか?
相続については、被相続人に事前に協力してもらわなければできません。
そこで、父親とのフランクな関係を築いておきたいものです。
だからと言って一夜にして実現できるわけはありません。
無理のない第一歩は、父親になにかを相談するのが良いのではないかと思います。
頼られて悪い気がする人はいません。
過去の経験からのアドバイスをもらうなど、話すきっかけにもなります。
そのようなやり取りをしていけば自然と父親との距離が縮まるのではないでしょうか?
そうすると、父親も子供たちのことも考えてくれるようになり、話が出来る雰囲気が醸成されるのではないでしょうか?
また、兄弟との関係も大事です。相続人同士になるのですから。
出来れば、上の兄弟であれば、上記のように相談をするのも一つのやり方でしょうが、兄弟の場合は、例えば自営業であれば時々仕事を手伝ってもらうのもあるでしょう。
しかし、兄弟の場合は、とにかく交流を保って、話ができる間柄にしておくのが一番の王道だと思います。
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