【武蔵野市の司法書士】負けること
今回は、「負けること」についての話です。
「何のこと?」とお思いでしょうが、言い換えると、「負けることは悪いことじゃない」という話です。
今回、衆議院選挙が行われ、その中で、立憲民主党の敗退が話題になっています。その結果を受けて、新しいリーダーに代わるようです。
ところで、今回の選挙での立憲民主党は、以前の民主党政権の失敗を乗り越えて国民に期待を持ってもらうということが出来ていない状況でした。民主党から民進党、それに続き、立憲民主党と流れてもこの状況がずっと続いています。
特に、ここのところ、立憲民主党は、その状況を変えられないまま、その突破口を共産党とのタッグに見出しました。
「名は体を表す」と申します。
共産党が党名を変更し、「共産」の文字をなくす、あるいは解散までする、というならまだ少しわかります。
「共産党も昔と比べれば具体的な行動は柔軟になった。」としても、政権を取るための仮の姿、との印象を私たち国民は持っているのではないでしょうか?
私もそう感じます。
政権を担当してもらうのは、「自分の理想」に「現実」を合わせる人達ではなく、「現実」に「自分の理想」を合わせる人達であってほしいと私は思っています。
共産党には、「前衛」という名前の出版物がありますが、まさに、「名は体を表す」です。
いずれにせよ、立憲民主党は、とにかく、共産党とのタッグは、多くの国民に幸せをもたらすものではない、と悟るべきでしょう。
その点、今回の選挙では自民党が特段強かったというわけではないのに、明らかな負けを喫したということで、立憲民主党もさすがに考えるでしょう。
失敗は成功への道であり、成功は失敗への道であると思います。
今回もし、間違いで立憲民主党が勝っていたら、この先、彼らを待ち受けている運命は悲惨なものになったでしょう。
今回、負けてよかったのです。
彼らのためにも。
私たちのためにも。
私たち国民は、今回、選択肢がない中で、正しい選択をしたのです。
ただ、これが終わりでもないし、また、何も始まっていない、と思います。今回の選挙では、私たち国民には何の選択肢も示されなかったのですから。
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